米EPIC GAMESは、ゲームエンジン「Unreal Engine 4.8」を、6月11日(現地時間)にリリースした。
「Unreal Engine 4.8」は、LODクロスフェードによって、巨大なオープンワールドの作成に適したグラスレンダリングに対応する。また、「GDC 2015」における「Kite」デモで木の葉のペイントに使用した、プロシージャル・フォリッジ・システムを試験的に搭載している。
マーケットプレイス関連では、Allegorithmicのプラグインのダウンロード提供が開始された。将来的には、他社のプラグインの提供も予定する。
画像処理関連機能としては、アニメーションのモーフィングによってモーションブラーの精度を高めるとともに、より写実的な表現を可能にする、新たなトーンマッパーを実装した。
このほか、Oculus RiftやSamsung Gear VR、Steam VR、HTC Vive、Leap Motion、ソニーのPlayStation 4向けのProject Morpheusといった最新のVRハードウェアのサポートや、ネットワークリプレイでの逆回転再生機能、インタラクティブなツリーマップUIによるメモリ使用量の可視化機能を追加している。
【関連リンク】
・EPIC GAMES(英語)
・「Unreal Engine 4」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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