MITライセンスを採用したオープンソースのUIフレームワーク「Semantic UI 2.0」が、6月30日(現地時間)にリリースされた。
「Semantic UI」は、自然言語により近いHTMLによって、レスポンシブなWebデザインを可能にするフレームワーク。50を超えるUIコンポーネント、3000を超えるCSS変数を備えており、直感的な継承機能と、多彩なテーマ機能によって、自由度の高いUIデザインを実現している。
最新の「Semantic UI 2.0」では、129の機能向上、118のバグフィックスが行われるとともに、新たな3つのコンポーネントが追加され、多くのコンポーネントに含まれるmenuとinputが再実装された。
全般的な変更としては、柔軟にサイズを変更でき、さまざまなレイアウトを混在させられるFlexboxを、Form、Grid、Message、Button、Segment、Step、Dropdown、Modal、Feed、Statistic、Card、Itemの各コンポーネントで使えるようにしている。
利用可能なカラーは、新たにオリーブ(olive)、バイオレット(violet)、ブラウン(brown)、グレイ(grey)が追加され、全12色となった。
このほか、不要なスペースや奇妙なデザインが取り除かれた新しい標準テーマが採用されるとともに、ピクセル単位でもサイズ指定ができるようになっている。
【関連リンク】
・Semantic UI(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です