午前に行われる基調講演では、SoftLayerやBluemixの最新情報と今後の方向性、日本国内の事例を発表。今年6月にIBMが買収したOpenStackを利用したプライベートクラウドサービス「Blue box」のCTOによる、同サービスについての紹介もある。
さらに、日本IBMが今年5月に募集を開始したBluemixアプリケーションコンテスト「IBM Bluemix Challenge 2015」の表彰式も行われる。今回は学生部門と一般部門の2部門が設定されており、それぞれの受賞アプリケーションとその開発チームを壇上で発表する。両部門の最優秀賞に輝いた開発チームは、米国ニューヨークにあるIBM Watson研究所へ招待される。
ランチセッションを挟み、午後からは6トラックでテクニカルセッションが開かれる。セッションの内容は、Blue Boxに関するより詳しい説明をはじめ、エンタープライズクラウドの最新動向、IBM Watsonの認知コンピューティング機能をBluemixから利用する方法、NASA(アメリカ航空宇宙局)やゲームプロバイダなどのSoftLayer利用事例など、技術面・実用面を重視したものが充実。一方で、「はじめてのSoftLayer(ネットワーク編)」といった入門者向けのセッションや、「クラウド女子が叶えるBluemix × エンタープライズ」「私のBluemixあれこれ体験談」などソフトなセッションも用意されている。
また、テクニカルセッションと並行して、SoftLayerとBluemixを体験するハンズオンも1トラックを使って行われる。
セッションの詳細は、同イベントのWebサイトを参照のこと。
【関連リンク】
・SoftLayer Bluemix Summit 2015
・Japan SoftLayer User Group(JSLUG:日本SoftLayerユーザー会)
・Bluemix User Group(BMXUG)