エクセルソフトは10月14日、最新のモバイルOSに対応したC#によるクロスプラットフォームネイティブアプリ開発環境「Xamarin(ザマリン)」最新版の提供開始を発表した。「Xamarin.Android」はAndroid 6.0 Marshmallow、「Xamarin.iOS」はiOS 9を、それぞれサポートしている。
今回追加された主な新機能は次の通り。
Android 6.0に対応したXamarin.Androidの主な新機能
- ユーザーによるアプリの権限管理
- 指紋認証
- ブラウザでのリンクタップ時に起動するアプリの制御
- 音声対話
- 4KディスプレイやMIDIの対応
iOS 9に対応したXamarin.iOSの主な新機能
- 3D Touch
- マルチタスキング
- 新しい検索API
- ContactsとContactsUIフレームワーク
- Stack View
- App Transport Security
- ゲーム開発者向けのAPI
ライセンスは、利用する開発者数ベースの年間サブスクリプションモデルで、Xamarin.Android BusinessとXamarin.iOS Businessが127800円、Xamarin.Android EnterpriseとXamarin.iOS Enterpriseが243000円(それぞれ税別)。サブスクリプションを更新しない場合、最新版へのアップグレードやテクニカルサポートの提供が受けられなくなるが、引き続き製品を利用することはできる。
【関連リンク】
・Xamarin(エクセルソフトの製品紹介ページ)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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