レバテックは2025年7月にITエンジニア654名を対象としたリモートワーク実態調査を実施し、8月7日に結果を公開した。この調査では、コロナ禍からの出社回帰の動きが進む中、約4人に1人のITエンジニアが企業の要請で出社頻度が増加したと回答した。

働き方では、リモートと出社を組み合わせたハイブリッド型勤務が44.6%と最多で、週2~3日の出社が主流となっている。また、現在リモートワークを行っているエンジニアの約8割が今後もリモートワークの継続を希望しており、生産性向上を感じている人も半数以上にのぼった。





一方、テキストコミュニケーションについては約6割が課題を感じており、感情や意図の伝達の難しさを指摘する声が多い。出社のメリットとしてはコミュニケーションの円滑さや情報共有が挙げられる一方、通勤や人間関係などの負担も上位になった。




出社回帰方針が示された場合、43.7%のエンジニアが同職種への転職を検討すると回答し、リモートワークの可否が職場選びの重要な条件となっている。調査からは、柔軟な働き方の提供が今後の人材確保の鍵であることが示唆された。


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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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