OSDLとFSGが合併し、新「The Linux Foundation」が誕生した。世界のリーディングベンダ70社以上が参加している。
Linuxの発展に取り組む主要なコンソーシアムであるOpen Source Development Labs(OSDL)とFree Standards Group(FSG)は22日、両者の組織を統合し、新たに「The Linux Foundation」を設立すると発表した。富士通、日立、HP、IBM、Intel、NEC、Novell、Oracleといった企業が創設プラチナメンバとなっている。
「The Linux Foundation」は、オープンソースソフトウェア特有のオープン性、選択の自由、そして技術的な優位性を保ちながら、オープンソースとプロプライエタリなプラットフォームとの違いをなくすために設立された。「The Linux Foundation」は、Linuxを開発する訳ではなく、Linuxの成長を促進するために、開発者の支援や、法的サービスの提供などが主な活動となる。また、Linuxの標準化や、協働とプロモーションのための中立的な話し合いの場を提供していくという。
The Linux Foundation
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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