米Facebookは、ユーザーインターフェース開発のためのJavaScriptライブラリ「React v15.0」を、4月7日(現地時間)に公開した。
長期開発モデルの採用にともない、「React v15.0」では従来バージョンであるv0.14の機能を踏襲している。また、Internet Explorer 8以前のサポートを打ち切った。
おもな新機能はDOMに関連するもので、コンポーネントのマウント時に従来のinnerHTMLに代わって、最新のブラウザでより高速に動作し、SVGや同一ページに複数のReactのコピーが存在する場合の動作を改善するdocument.createElementを新たに採用する。
なお、SVGのサポートはこれまで不完全であったが、「React v15.0」では最新のブラウザがサポートする、すべてのSVGアトリビュートを利用できる。さらに、document.createElementの採用にともない、これまではサポート外だったSVGタグにも正式に対応した
このほか、テキストへの余分な<span>ノードの追加をなくし、DOM出力をよりクリーンにしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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