米Oracle Javaプラットフォームグループ チーフアーキテクトのMark Reinhold氏は10月18日(現地時間)、OpenJDKのメーリングリストで「JDK 9」のリリーススケジュールを発表した。JDK 9は、Java SE 9仕様を実装したもの。今年の12月22日までに機能を最終確定させ、以降は来年7月27日の正式版リリースまでテストなどが繰り返し行われる。
Reinhold氏が発表したスケジュールは次のとおり。9月に開催された年次イベント「JabvaOne 2016」で、JDK 9の正式(GA:General Availability)版リリースは来年7月になる見込みと発表。開催終了翌日の9月23日(現地時間)にOpenJDKのメーリングリストで来年7月へのリリース延期が提案され、それに反対意見がなかったことを受けて具体的な日付が示された。
2016/05/26 Feature Complete
2016/12/22 Feature Extension Complete
2017/01/05 Rampdown Start
2017/02/09 All Tests Run
2017/02/16 Zero Bug Bounce
2017/03/16 Rampdown Phase 2
2017/07/06 Final Release Candidate
2017/07/27 General Availability
Java SE 9で追加された新機能は、Process APIのアップデート、HTTP/2やWebSocketへの対応、改良されたロック機構、JVMログの統合など85個に及ぶ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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