AWSは、10月28日、Amazon Bedrock Novaモデル向けの新機能「Web Grounding」の一般提供開始を発表した。
Web Groundingは、モデルが必要に応じて自動的に外部情報を検索・取り込し、出典付きで応答を生成するターンキー型のRAG(Retrieval Augmented Generation)機能である。
Web Groundingはプロンプトのコンテキストに基づいて、必要なタイミングで関連する最新情報を取得して応答に組み込み、照会されたソースも提供する。これによってハルシネーションの低減と応答の精度向上を実現する。
最新情報を要するチャットアシスタントや、ファクトチェックや情報源の検証を必要とするコンテンツ生成ツールなどのアプリケーションに役立つ機能になっている。
Amazon Nova Web Groundingは現在、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)で利用可能となっており、利用には追加料金が必要。金額の詳細はAmazon Bedrockの料金表を参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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