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AWSがLambda Durable Functionsを米国東部リージョンで提供開始、外部システムとの連携など容易に

 AWSは12月2日(現地時間)、「AWS Lambda Durable Functions」の提供開始を発表した。Lambda Durable Functionsは、従来のAWS Lambdaと同様の開発体験を維持しつつ、複数の処理ステップや外部システムとの連携、人による承認など、複雑なワークフローをシンプルに実装できる機能を提供する。

 この機能により開発者は、状態管理、失敗時のリトライ、長期間の一時停止といった要件を、チェックポイントとリプレイ方式による「durable execution」で実現できるようになる。新たに追加されたオープンソースのSDKを利用し、ビジネスロジックを逐次的なコードとして記述し、「step」や「wait」メソッドで自動チェックポイントやスリープ処理を組み込める。これにより最大1年間処理を一時停止してもアイドル状態の課金は発生しない。

 さらに、外部イベントや人の承認を待つ「callback」や条件成立まで待機する「wait_for_condition」など、複雑な制御もサポートしている。実行中に障害が発生した場合も、直前のチェックポイントから再開できる高い耐障害性を持つ。現時点で対応言語はJavaScript/TypeScript(Node.js 22/24)とPython(3.13/3.14)だ。

 現在、Lambda Durable Functionsは米国東部(オハイオ)リージョンで利用可能。詳細や最新の対応リージョンは公式ドキュメントから確認できる。

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https://codezine.jp/news/detail/22707 2025/12/04 09:00

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