AWSは12月3日、開発タスクを独立して実行し、コンテキストを維持しながら学習するAI開発エージェント「Kiro autonomous agent」のプレビュー版を発表した。
Kiro autonomous agentは、開発者とチームがソフトウェアを構築・運用する方法を変革する3つの新しいフロンティアエージェントの一つ。セッションベースではなく、常に作業全体のコンテキストを維持し、自律的に判断してタスクを実行する点が特徴。一度記述するだけで、複数のリポジトリを統合タスクとして扱い、影響を受けるリポジトリを特定し、パターンに従ってコードを更新するといった作業を実行できる。
Kiro autonomous agentを利用することで、Kiroとチャットして必要な変更点や改善点を説明したり、最大10個のタスクを同時に実行したりできる。
Kiro autonomous agentは、Kiro Pro、Pro+、Powerサブスクリプションを利用中の個人開発者向けにプレビュー版として提供開始されている。プレビュー期間中は無料で利用できるが、週ごとの使用量制限が適用される。チームでの早期アクセス利用を希望する場合は、ウェイティングリストに登録が必要。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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