Vercelは12月5日、ユーザーに代わって顧客プロジェクトを簡単に作成・実行できる新製品「Vercel for Platforms」を発表した。同製品により、プラットフォームの構築が容易になる。
Vercel for Platformsでは、Multi-TenantとMulti-Projectの2つのプラットフォームモードが利用可能で、単一のコードベースまたは複数のコードベースを、任意の数のドメインでデプロイできる。
Multi-Tenantモードでは、単一のコードベースで多数の顧客にサービスを提供できる。自動ルーティングとSSLを備えたワイルドカードドメイン、DNS検証や証明書管理を含むSDK 経由のカスタムドメインサポート、エッジでのホスト名解析と顧客解決のためのルーティングミドルウェア、単一デプロイメントモデルといった機能を供えている。
Multi-Projectモードでは、顧客ごとに個別のVercelプロジェクトを作成できる。Vercel SDKによるプログラマティックなプロジェクト作成、顧客ごとのビルド・関数・環境変数・設定の分離、プロジェクトごとの異なるフレームワークのサポートが可能となっている。
また、新製品の一部として「Platform Elements」も導入された。これは、本番対応済みのshadcn/uiコンポーネントとアクションの新しいライブラリで、迅速なローンチとアップグレードを支援する。
詳細はブログポストより確認できる。
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