Offensive Securityは12月12日、Linuxディストリビューション「Kali Linux」の最新版「Kali Linux 2025.4」をリリースした。
Kali Linux 2025.4では、GNOME、KDE、Xfceなどすべてのデスクトップ環境に変更が加えられた。
GNOME 49では、すべてのテーマが刷新。Tometビデオプレーヤーが新しいShowtimeアプリに置き換えられ、アプリグリッドでKali ツールがフォルダーに整理されるようになったほか、X11セッションのサポートが廃止され、Waylandがデフォルトのウィンドウサーバーになった。
Waylandは、旧来のX11システムの後継となる最新のディスプレイプロトコルで、これまで X11で期待されていたVMゲストの追加機能がすべてWaylandで問題なく動作するようになっている。
また、本リリースでは、3つの新しいツールがネットワークリポジトリに追加された。これには、bpf-linker、evil-winrm-py、Hexstrike-AIが含まれる。また、カーネルが6.16にアップグレードされ、多数のパッケージが更新された。
詳細はKali Linuxの公式ブログで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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