ReactベースのJavaScriptフレームワーク「Next.js 16.1」が、12月18日にリリースされた。
今回のリリースでは、Turbopackファイルシステムキャッシュが安定化しデフォルトで有効になった。コンパイラアーティファクトがディスクに保存されるため、特に大規模プロジェクトで開発サーバーを再起動する際のコンパイル時間が大幅に高速化される。
Next.js 16.1には、Turbopackで動作する実験的な「Bundle Analyzer」が含まれている。これは、サーバーコードとクライアントコードの両方のバンドルサイズをより簡単に最適化できるようにし、Core Web Vitalsの改善、Lambdaコールドスタート時間の削減、肥大化した依存関係の特定に役立つ。コマンドを実行すると、インタラクティブUIが起動。本番バンドルを検査し、大きなモジュールを特定し、それらが含まれる理由を確認する。
その他の改善として、next dev --inspectによってデバッグが容易になり、serverExternalPackagesによって依存関係を分離して保存できるようになった。アップデートの詳細はブログポストより確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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