AWSは4月14日(現地時間)、Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)と他クラウドのVPCをプライベートかつ高帯域で直接接続できるマネージドサービス「AWS Interconnect」の一般提供を開始した。同時に、企業の支社やデータセンター、リモート拠点などから既存のネットワークプロバイダーを利用してAWSへ専用線接続を構築する「AWS Interconnect – last mile」も発表した。
「AWS Interconnect」は、クラウド間・オンプレミスからAWSへのネットワーク接続の複雑さや設定負荷を大きく軽減する。マルチクラウド構成では、AWS Direct Connectコンソール上で数クリックするだけでGoogle Cloud(今後はMicrosoft Azureも対応予定)とのVPC間に暗号化されたプライベート接続を構築できる。これにより、接続経路はパブリックインターネットを通らず、予測可能な低遅延や安定したスループット、インターネットの混雑から独立した通信を実現する。
すべての接続では、物理リンク上のIEEE 802.1AE MACsec暗号化がデフォルト有効となる。各接続は少なくとも2拠点に分散して冗長化され、単一の障害点が接続遮断を招くリスクも軽減されている。また、Amazon CloudWatchと連携し、遅延やパケット損失、帯域利用状況を監視できる。
ラストマイル機能により、ネットワークプロバイダーのインフラを経由し、AWSへのプライベート接続がコンソールから容易に構築可能。初期パートナーはLumenで、今後AT&TやMegaportが加わる予定。これらサービスは従量課金制で、帯域やリージョンごとに価格が設定されている。
サービスは現時点で米国や欧州の主要リージョンに対応しており、今後拡大予定。詳細はAWS Interconnectユーザーガイドなどで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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