テクマトリックスは、10月8日、Elithが提供する生成AI品質評価ツール「GENFLUX Evaluation」の販売を開始した。GENFLUX Evaluationは、生成AI・RAG・AIエージェントの回答品質を評価し、改善ポイントまで可視化するAI品質評価・運用基盤。回答品質、安全性、パフォーマンス、レッドチーミング(敵対的テスト)、コンプライアンス(AI事業者ガイドライン/EU AI Act)といった観点から評価を行う。
両社は、企業における生成AIの安全で信頼できる実装と運用を共通のテーマに、戦略的パートナーシップを締結した。パートナーシップは、製品の提供、導入・カスタマイズ支援体制の構築、AIセーフティ分野での知見共有と技術検証、共同でのマーケティング活動を柱とする。今回の販売開始はその第一弾となる。
GENFLUX Evaluationは、社内文書を検索して回答するRAGやチャットボット、AIエージェントを評価の対象とする。評価項目は、回答の正確性、質問との関連性、参照情報との整合性に加え、機密情報の漏えい、不適切な出力、社内ルールへの適合性などである。

テスト質問の生成、評価対象からの回答収集、評価の実行、結果の可視化を一つの環境で行える。評価スコアと個別の回答を確認し、問題のあるケースを特定できる。モデルやプロンプト、参照文書を変更した後も同じテストで繰り返し評価でき、改善効果や品質低下を確認できる。

レッドチーミング機能では、プロンプトインジェクションや脱獄などを想定した攻撃テストを実施し、生成AIの安全性を検証する。通常の利用を想定した品質評価と組み合わせることで、意図しない回答や情報漏えいにつながる弱点の発見を支援する。

評価は標準テンプレートに加え、業界・業務・AIユースケースに応じた評価項目・評価基準の個別設計にも対応する。業界特有の用語や社内規程、想定する利用シナリオを評価に反映できる。また、エンジニアが評価設計・接続・カスタマイズを支援するほか、顧客固有の要件に応じたレッドチーミングにも対応する。
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