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テクマトリックス、結論と根拠で開発の意思決定を支援する「Quomiru v2」を販売開始

CodeZine編集部[著]

 テクマトリックスは、ソフトウェア開発における意思決定を支援するダッシュボードツール「Quomiru(クオミル)」を大幅に機能強化した「Quomiru v2」を、11月2日に販売開始した。出荷開始は11月16日。さまざまなツールに分散した開発データを自動収集し、一貫した定義の指標に集約する。これにより、「プロジェクトが健全に進行しているか」「リリースできる状態か」という問いに結論と根拠を示し、進捗・品質・リリース可否の判断を支援する。

 同社によると、生成AIの活用でコード生成の速度と量が増え、テストの量や実行頻度も増大している。その結果、プロジェクトマネージャーや品質保証担当者、開発リーダーは、大量のデータから迅速な意思決定を求められているという。

 Quomiru v2は、ワークスペース(プロジェクトの分析単位)ごとに5つの標準ボードを搭載する。「プロジェクト健全性」「コード品質」「リリース可否」「開発活動」「開発生産性」の5つで、それぞれ役割に応じた情報を提示する。各ボードは自己完結しており、必要な詳細はそのボード内で確認できる。

 このうち、プロジェクトマネージャーと品質保証担当者が使う3つのボードは、指標を元に結論を導き出す。プロジェクト健全性ボードは、チケットのフロー効率を0〜100のスコアで示し、「良好/要注意/危険」を提示する。あわせて期限超過チケットの件数と内訳も表示する。

プロジェクト健全性
プロジェクト健全性

コード品質ボードは、テストパス率やカバレッジ、欠陥密度などを合成したスコアで品質水準を示す。リリース可否ボードは、テストパス率や静的解析のCritical/High指摘、未解決バグなど5つのチェックを総合し、「Go/Warning/No-Go」を判定する。

リリース可否
リリース可否

 判定やスコアについては、どのデータがスコアを押し下げているかを開示する。該当するチケット、関数、テストの一覧へドリルダウンできるほか、RedmineやJiraなど収集元ツールの該当画面へ直接遷移することも可能。未連携・未計測の項目は実測値「0」と区別して表示される。

 一方、開発活動と開発生産性の2つのボードは観察型で、単一の結論は出さずに指標を並べて表示する。開発生産性ボードは、デプロイ頻度、変更リードタイム、変更失敗率、平均修復時間のDORA 4指標を取り入れている。

 このほか、ウィジェットを任意に配置できるカスタムボードの作成に対応する。CSV、JSON、NDJSON、Excel形式で取り込んだ独自データから、ユーザー定義ウィジェットを作ることもできる。さらに、ワークスペースの状態を保存するスナップショット機能と、2つの時点の差分を確認する時点間比較機能も備えている。

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