wコマンドは、現在ログインしているユーザと、その作業内容についての情報を表示します。先頭行には、現在の時刻、システムが稼働している期間、現在ログインしているユーザの数、過去1分、5分、15分でのシステムの平均負荷が順に表示されます。
- ① -h
- 項目名を表示しません。
- ② -u
- システム情報のみを表示します。
- ③ -s [Linux][Solaris]
- ログイン時刻、JCPU、PCPUを表示せず、簡略表示します。
- ④ -f
- リモートホスト名を表示しません。
JCPUは、TTYから実行されている全プロセスが使った時間であり、PCPUは、「WHAT」項目で示されているカレントプロセスが使った時間です
- ① USER
- 情報を表示するユーザ名を指定します。
$ w
9:09pm up 12:24, 3 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00
USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT
takeda pts/0 ws7 8:20pm 0.00s 0.10s 0.00s w
wコマンドを実行しているcmd pts/1 ws7 9:07pm 2:14 0.02s 0.02s -bash
「-bash」は、何もしていない状態(アイドル状態)を表すlpic pts/2 ws7 9:09pm 9.00s 0.05s 0.02s vim
viを実行している$
$ w -s
9:15pm up 12:30, 3 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00
USER TTY FROM IDLE WHAT
takedak pts/0 ws7 0.00s w -s
cmd pts/1 ws7 7:36 -bash
lpic pts/2 ws7 5:31 vim
本コンテンツは「UNIXコマンド辞典 ビギナー編」(2003年)を元にWeb用に再編集したものです
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