NetBeans CommunityはRuby開発を支援する「NetBeans Ruby Pack」を発表した。
NetBeans Communityは5日、Ruby開発を支援するツールのEarly Access版をリリースしたと発表した。
この開発ツールは「NetBeans Ruby Pack」というもので、NetBeansのプラグインとして提供される。Ruby並びにJRuby(Java仮想マシン上で動作するRuby)を対象とするもので、開発ツールとしては標準的なエディタ機能、アウトラインナビゲーション、プロジェクト管理、単体テスト環境などを備えている。
このプラグインをサポートするのは「NetBeans 6 M7」からとなっている。加えて、Ruby on Railsも2007年中頃にはサポートするとしている。
入手方法
NetBeans 6 M7は、NetBeansのコミュニティサイトページから無償で入手できる。サイトにアクセスした後、NetBeans Versionを「6.0」、Build Typeを「Daily」にし、「Continue」をクリックする(メールアドレス等の記述は不要)。次ページの「IDE」を選択し、インストーラーをダウンロードすればOKだ。ビルドの日付は最新版を選ぼう。
インストールが完了し、起動したら、メニューバーから「Tools」→「Update Center」を選択する。デフォルト設定のまま更新内容を確認すると、Featuresカテゴリーに「Ruby」が現れるので、これをADDしダウンロードする。
無事、アドオンのインストールが終わり、再起動したら、メニューバーの「File」→「New Project」を選択、一覧に「Ruby」が表示されるはずだ。なお、NetBeansのサイトでは、動画でNetBeans Ruby Packの使用方法を解説している。こちらも参考にしてもらいたい。
NetBeans Community Announces Support for Ruby and JRuby Programming Languages
NetBeans Ruby Packのデモ1:Ruby on Rails in NetBeans: The Basics
NetBeans Ruby Packのデモ2:Ruby on Rails in NetBeans: Advanced Editing Features
- 修正履歴
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- 2007/03/06 19:51 入手方法を追加しました。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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