エンバカデロ・テクノロジーズは、単一のコードでWindows、macOS、iOS、Androidといったクロスデバイス開発が可能な、DelphiとC++Builderの個人およびスタートアップ企業向け無料版「Community Edition」のダウンロード提供を、7月20日に開始した。
「Community Edition」は、従来の「Starter Edition」の無料版に代わるもので、Windowsアプリの開発のみだった「Starter Edition」の無料版とは異なり、マルチデバイス開発ができるフル機能の統合開発環境(IDE)で、コードエディタ、デバッグツール、主要なデータベースへのアクセス/設計時のライブデータ表示、BluetoothおよびIoT接続のサポート、さまざまなデバイス向けUI構築に対応したビジュアルUIデザイナを搭載するほか、ローカルデータアクセスなど有償の「Professional Edition」と同等の機能も利用可能となっている。
フリーランスの開発者、スタートアップ企業、学生、個人の開発が対象で、売上げが年間5000USドル未満なら商用開発にも使える。なお、「Community Edition」のダウンロードにはアカウント登録が必要になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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