Kaggler「DeNA Kaggle社内ランク制度」
最後に、原田氏は「会社の中でKagglerがどう働いていくか」という観点で「DeNA Kaggle社内ランク制度」を紹介しました。これはDeNA社 データサイエンス部門内で現在運営されているもので、業務時間の一定割合はKaggleをやっていいというものです。毎年一定の結果を出すことが求められ、達成条件に応じてKaggleに割けるリソースが変動する形となります。この制度を踏まえつつ、DeNAではAI研究開発およびAI基盤系エンジニアと連携し、データサイエンティストの強みを最大限発揮して、より良いサービスを作り上げていく体制を整えています。
最後に原田氏は、「Kaggleをやることでデータサイエンティストになるために必要なスキルを身に付けることができます。Kagglerには得意なこととそうでないことがあるので、その『特性』を正しく理解して、強みに集中できるような仕組み作りを行っていただけると幸いです」とまとめ、セッションの発表を終えました。