イベントレポートに関する記事とニュース
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2021/02/19
文系エンジニアの強みを生かすには? 技術力やコーディング力を体得して多様なキャリアを描こう【デブスト2020】
大学でプログラミングの勉強をすることなく、ITエンジニアとして就職する人も多い。未経験からの分野に進むと、新人のうちは技術的な用語が混じるため、先輩の話すことが理解できないほか、中には「何がわからないかもわからない」というような状況に陥ったことも一度で済まないかもしれない。だが技術力やコーディング力を身につけて磨いていけば、文系エンジニアならではの強みが生かせるキャリアが描けるという。外国語学部英語学科出身ながらバリバリのエンジニアを目指し、日々、業務に突き進んでいる電通デジタルの関本裕氏が自...
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2021/02/19
行政にオープンソースを――東京都の新型コロナ対策サイト開発プロジェクトに見るシビックテックの世界【デブサミ2020夏】
「危機の時にはシビックテックが花開く」。デブサミ2020夏にオンライン登壇したCode for Japan代表理事の関治之氏は、参加者に向けてそう切り出した。技術を使って地域の社会課題解決に取り組む「シビックテック」が、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴って各地に拡がったという。また、Code for Japanなどこうした活動を行うコミュニティも広く認知されるようになった。同団体のようなコミュニティが活動を続けることで、技術者個人が気軽に社会貢献活動を始めやすく、活動の経験を組織が蓄積...
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2021/02/15
プロダクトマネジメントの罠「ビルドトラップ」とは? アジャイルや組織改革の専門家、吉羽龍太郎氏が解説
プロダクト作りにはさまざまな「罠」がある。機能の開発とリリースに集中してしまい、顧客の本当の課題、プロダクトの本当の価値がおざなりになってしまう状況のことを「ビルドトラップ」と言い、プロダクトを開発する組織において陥りやすい「罠」の一つだ。なぜこの問題が起こるのか。どうすれば、本質的なプロダクト作りに立ち戻れるのか。『プロダクトマネジメント――ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』の訳者であり、アジャイル開発や組織改革のトレーニングなどを行う専門家、吉羽龍太郎氏が語った。
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2021/02/15
変化する現場で生きる開発者へ――西村直人氏がアジャイル入門書の変化に見たもの【デブサミ2020夏】
デブサミ2020夏でBトラックの最初に登壇した西村直人氏は、スクラム開発の入門書である『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』を執筆した一人だ。初版から7年が経った2020年、増補改訂版が発売された同書は、アジャイル開発を広めるための書籍から、チームに新しく加わる人のための書籍へと役割を変化させている。新しい技術が次々と登場し、常にビジネス環境が変化する現代。入門書の増補改訂という、開発現場の変化に合わせた修正に取り組んだ西村氏は、その中で「変わるもの」と「変わらないもの」を感じ取...
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2021/02/08
システムのモダナイズに貢献する、開発支援ツールの活用事例――「GrapeCity ECHO week 2020」開催
.NETコンポーネントやJavaScriptライブラリをはじめとするソフトウェア開発ツールの提供により、国内外の開発者を支援するグレープシティ。同社は、アプリケーション開発技術や製品にかかわる最新動向を紹介する技術カンファレンスとして、2015年以来「GrapeCity ECHO(エコー)」を毎年開催してきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、初のオンラインでの実施となった今回は、「GrapeCity ECHO week 2020」と題し、「グレープシティ開発支援ツールの活用事例紹介」...
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2021/02/05
高品質な開発支援ツールの採用により、モダンなWebアプリを高生産性で構築――「GrapeCity ECHO week 2020」開催
.NETコンポーネント、JavaScriptライブラリをはじめとするソフトウェア開発ツールの提供によって、国内外の開発者を支援するグレープシティ。同社では2015年以来、アプリケーション開発技術や同社製品にかかわる最新動向を紹介するグローバル規模の技術カンファレンス「GrapeCity ECHO(エコー)」を毎年開催している。今回は初のオンラインでの実施とし、「GrapeCity ECHO week 2020」と銘打って2020年12月21~25日に開催された。実際にグレープシティのツールを用...
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2021/02/03
期間は6日間、LINEはいかにして新型コロナ対策全国調査を開発したのか
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する政策決定に役立てるため、LINEはLINEの月間アクティブユーザー8300万人(調査実施時点)に対して、全国調査を複数回にわたって実施してきた。最初の全国調査が実施されたのは2020年3月31日。なるべく早いタイミングで調査を実施することをミッションとしていたため、プロジェクトの立ち上げからリリースまでの時間はたった1週間と、驚異的なスピード感で実現したという。しかも2500万ユーザーから回答を集めることができた。このような仕組みがなぜ、短期間で実現できた...
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2021/01/29
不確実な未来を想像し意思決定する3つのコツとは? エウレカ金田氏が語るコロナ禍のプロダクト作り
マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカの執行役員 VP of Product 金田悠希氏は、プロダクトマネージャーカンファレンスで「決めること」の重要さを語った。プロダクト開発の多くの場面で意思決定が求められるプロダクトマネージャー。見通しの立ちにくいコロナ禍の折には、より難易度が増しただろう。だが、不確実な未来を想像しながら選択をするにはコツがあると金田氏は言う。新型コロナウイルス感染症の流行を受け、開発期間約1か月というスピードでリリースしたペアーズの新機能「ビデオデ...
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2021/01/26
20年超の歴史を持つアプリをクラウド化して学んだこと――若きSREの挑戦の足跡【デブスト2020】
株式会社Works Human Intelligenceが提供する人事給与ERPパッケージシステム「COMPANY」は20年以上の歴史を持つアプリケーションだ。大手1100企業グループが利用しており、HRのシステム市場においてシェアNo.1を獲得している。同社の増井秀和氏は、AWSの知見を生かして「COMPANY」のクラウドインフラ改善や開発、IaC(Infrastructure as Code)化に注力しており、かつ開発チームのメンバーとしてオンプレミスアプリケーションのクラウドネイティブ化...
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2021/01/26
コロナ禍を技術で課題解決するアプリが集った「DevNet イノベーションチャレンジ」最終審査
2020年11月25日、シスコは「Japan DevNet イノベーション チャレンジ 2020」最終審査会をオンラインで開催し、最優秀作品が発表された。今年は初めてのオンライン開催で、視聴者からの投票も受け付けるなど新たな試みもあった。また応募作品はどれもコロナ禍で直面した課題への解決を模索しており、コロナ禍をテクノロジーで乗り切ろうとする光も垣間見ることができた。
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2021/01/22
LINEのMySQL運用事例から、ベンダーを超えて語るクラウド開発導入のポイントまで「Oracle Developer Days」基調講演
2020年12月17日から2日間、日本オラクルはデータベースをはじめ最新テクノロジーを紹介する「Oracle Developer Days」をオンラインで開催した。初日の基調講演はLINEの大塚知亮氏がMySQL運用の現状を紹介し、2日目は日本オラクル 野中恭大郎氏と大橋雅人氏、さらに日本IBM 萩野たいじ氏に日本マイクロソフト 廣瀬一海氏を招き、クラウド開発をテーマにパネルディスカッションを開催した。
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2021/01/20
全てのエンジニアが大切にすべきことは? 新卒1年半で技術執行役員になって得た知見【デブスト2020】
さくらインターネット株式会社の技術統括執行役員 兼 CISOである江草陽太氏は、同社に新卒入社し、1年半後の24歳のときに同職に就任した人物だ。それから5年、さまざまなサービスに携わり、マクロな視点で物事を考えてきた。役員就任後も自ら設計/開発を行うなど、エンジニアとしての業務も担当。そして「マネジメント業務とエンジニア業務のどちらも、大切にすべき本質は変わらない」と江草氏は語る。本セッションでは江草氏が自身の経験をふまえ、エンジニアとして働く全ての人々に心がけてほしいことを伝えた。
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2021/01/18
「アプリ開発あるある」を疑うことから始まった、API Clientコードの自動生成【デブスト2020】
APIを使う際に、「いつの間にか仕様が変わっている」「どこが変更になったのかがわからない」「開発した人に聞いても、どこを変更したのか把握していない」という経験をしたことのあるアプリ開発者は多い。このようなことが起こった際、自ら修正したり、運用でカバーしたりすることが一般的な方法であり、慣習とも言える。だが、その慣習を踏襲するのではなく、「他にもっと良い方法があるはず」と考えた。それが「OpenAPI Generator」を活用したAPI Clientコードの自動生成という方法である。
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2021/01/15
マイクロソフトが新たに提唱する「CAF」成功に基づくフレームワークとは
企業・組織においてDXの推進が加速している中で、従来よりも柔軟かつスピードのあるクラウドを基盤としたビジネス戦略の策定やサービスの展開が求められるようになっている。その中で、マイクロソフトが提唱しているのが「CAF(Microsoft Cloud Adoption Framework for Azure)」という新たなフレームワークだ。今回は、マイクロソフト主催のイベントに参加し、このCAFとはどのようなものなのか優位性はどこにあるのかを探っていく。
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2021/01/06
技術が大好きなエンジニアが歩んだマネジメントキャリアパス――JX通信社CDOの6年間【デブスト2020】
「マネージャーになるか、技術を追求するか」は、企業に所属する若手エンジニアの多くが抱える悩みだ。株式会社JX通信社 取締役CDO(最高開発責任者)小笠原みつき氏は、エンジニア兼プロジェクトマネージャーとしてキャリアをスタートした後、専業のエンジニアになったり管理職になったりと試行錯誤を続けながら、自身のキャリアを歩んできた。本セッションでは小笠原氏が、自らの経験をベースにマネジメントキャリアパスを歩む意義について解説する。「今後のキャリアについて悩んでいる」「マネジメントに興味はあるが一歩踏み...
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2021/01/04
あなたは他社でも通用するか? プロダクトマネージャーのキャリアとスキルを採用ニーズから考える
今年で5年目を迎えた「プロダクトマネージャーカンファレンス」。コロナ禍の折、オンライン開催となったものの、参加者は昨年の2倍以上に増え、世の中の関心の高さを伺わせた。その中でも特に注目のセッションとなったのが、「あなたは他社でも通用するか?!」とドキッとするようなタイトルを掲げて行われた、プロダクトマネージャーのキャリア構築に関するパネルディスカッションだ。そもそもプロダクトマネージャーに必要な素質とは何か、どんなスキルを鍛えればよいのか疑問を抱える人も少なくないだろう。プロダクトマネージャー...
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2020/12/23
「プロダクトマネージャー3年目の壁」を乗り越える方法とは? メルペイPM丹野氏がケーススタディで解説
多くの関係者と関わり、プロダクトマネジメントに奮闘するプロダクトマネージャー(PM)。ProductZineは11月18日に、株式会社メルペイのPMである丹野瑞紀氏を招き、プロダクトマネージャーたちがキャリアの3年目あたりでぶつかりがちな壁とそれを乗り越える方法について解説するウェビナーを開催。10年以上プロダクトマネジメントに関わり、現場について深い知見を持つ丹野氏は、架空のプロダクトを題材にプロダクトマネージャーが組織内で担うべき役割について解説した。
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2020/12/21
プロダクトマネージャーの役割範囲を知ろう、一流PMを目指すためのチェックリスト
Tablyの小城久美子氏は、プロダクトマネジメントをする中で「壁にぶつかった」と自身の過去を振り返る。エンジニア出身のプロダクトマネージャーとして活動する上で、プロダクトマネジメントの手法を体系的に学びたいと考え、プロダクトマネージャー向けのコンサルティングや研修サービスを提供するTablyに転職したという。プロダクトマネージャーカンファレンスに登壇した同氏は、プロダクトマネージャーとして働く人に向けて、「自己流」から「一流」に成長するために必要なスキルセットをチェックリストにして解説。役割範...
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2020/12/21
『カイゼン・ジャーニー』『チーム・ジャーニー』著者が語る、激動の2020年に経験してきた「現場」の話
「カイゼンの旅、チームの旅。現場の軌跡を語ろうライトニングトーク回」に続いて、カイゼン・ジャーニー/チーム・ジャーニーのイベントが開催されました。今度は著者の市谷さん・新井さん自らが、この激動の2020年に経験してきた「現場」の話をする場となります。
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2020/12/18
現場で起きた「カイゼン」とは?『カイゼン・ジャーニー』『チーム・ジャーニー』LT大会レポート
「働き方が変わり、時間の使い方が変わり、コミュニケーションのスタイルが変化しています」イベント募集ページの冒頭で言及されているように、コロナ禍の影響を受け私たちの在り方は変化を余儀なくされています。そんな状況で開催された『カイゼン・ジャーニー』、そして『チーム・ジャーニー』を手に取った人々のLT大会について詳しくレポートしていきます。