ソニーは、ディープラーニングのプログラムを生成できる統合開発環境「Neural Network Console」を習得可能な研修とテクニカルサポート、クラウド版サービスの利用料金をセットにしたパッケージサービス「Neural Network Console スターターパック」の法人向け提供を、9月18日に開始した。
「Neural Network Console スターターパック」では、ディープラーニングの基礎から「Neural Network Console」のハンズオントレーニングまで、幅広い内容の研修を、指定の会場に講師が訪問して実施するほか、研修会場の用意や、要望に応じた研修内容のカスタマイズにも対応している。また、「Neural Network Console」の技術的な問い合わせにメールで回答するテクニカルサポートも提供する。
「Neural Network Console スターターパック」には、「Neural Network Console クラウド版」の利用料金が一定額分含まれるため、クラウド版の強力なGPUを活用できる。
税別の利用料金は、4時間の研修(定員5名)と高速GPU約70時間相当のクラウド利用権を含む「Neural Network Console スターターパック ライトコース」が198000円、8時間の研修(定員5名)と高速GPU約200時間相当のクラウド利用権を含む「Neural Network Console スターターパック スタンダードコース」が498000円。
ソニーは、2017年6月にディープラーニング開発のためのコアライブラリ「Neural Network Libraries」をオープンソース化するとともに、同年8月にコンソールソフトウェア「Neural Network Console」の無償提供を開始している。また、同年11月にはクラウドサービスのオープンβ版の提供を開始、2018年5月には複数GPUによる高速学習サービス「Neural Network Console クラウド版」の提供を開始している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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