UNCOVER TRUTHは、約6億円の資金調達が完了するとともに、これらの資金を活用してUI/UX解析ツール「USERDIVE」のアップデートを実施したことを、10月9日に発表した。
今回の資金調達は、既存株主であるDraper Nexus Ventures、みずほキャピタルに加えて、三井物産、三井住友海上キャピタル、イノベーション・エンジン、楽天(楽天ベンチャーズ)、エボラブルアジア、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資によって実施されている。
資金調達にともなう「USERDIVE」のアップデートでは、全量データを取得して分析することが可能になり、流入経路別や流入ページ別などによる分析を、より正確に実施できるようになった。
ほかにも、Webサイト画面をグリッドに区切り、グリッドごとのヒートマップを時間単位で取得可能な「タイムヒートマップ」、ページ遷移しない行動をイベントとして取得できる「イベント機能」が追加されるとともに、Webサイト上のデータを取得可能な期間を無期限に拡大することで、対昨年度比較の実施などを行えるようになっている。
今後は、「USERDIVE」の分析機能の自動化を含む、さらなる機能拡充によってソリューション全体の品質を高めていくほか、将来的にはWebサイト改善のプロジェクトで完結するのではなく、その過程で得られたユーザー行動データを活用した、新しいソリューションの展開を計画している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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