「dotTEST」は、高品質な.NETアプリケーションの開発とテスト工数の大幅削減をサポートする静的解析・動的解析ツール。860個以上のコーディングルールをもとにソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点やファイルを横断した処理フローに潜む検出困難なエラーを検出する。
また、.NETアプリケーションの実行中のカバレッジ情報の収集も可能なので、テストの効率化とソースコードの品質向上が期待できる。
今回発売した「dotTEST 10.4.1」では、CWE(Common Weakness Enumeration) 3.1とUL2900に対応したセキュリティ関連を中心とした静的解析のルールが追加されたほか、.NET Coreの解析やVisual Studioのコード分析、およびVSTestによるテスト実行が新たにサポートされた。
同時リリースされる「Parasoft DTP 5.4.1」に関しては、フロー解析トレースの強化、違反エクスプローラ上での抑制への対応、コンプライアンスの遵守を促進するパッケージの追加といった新機能の追加や機能改善が行われている。
なお、3月7日時点で「dotTEST」の年間保守サービスを契約中のユーザーには、「dotTEST 10.4.1」バージョンアップ製品が提供される(有償オプションは含まれない)。