ソラコムは、セルラーLPWAのLTE-M通信を内蔵した「SORACOM LTE-M Button」シリーズから、接点入力が可能な「SORACOM LTE-M Button Plus」を4月10日に発売した。税別価格は7380円(「plan-KM1」の初期費用1500円を含む)。
「SORACOM LTE-M Button Plus」は、1chの無電圧接点入力(A接点)を備えており、ドアや窓、ゲージなどの開閉状況、浴槽やタンクなどの水位チェック、人感センサといったデータ連携ができる。
SORACOMプラットフォームが提供するアプリケーションサービス「SORACOM Beam」「SORACOM Funnel」「SORACOM Harvest」とあわせて利用することで、スムーズなボタンデータの収集・蓄積、データ転送、およびクラウド連携が可能になる。
サイズは97×33×14mmで、重さは約50g。電源は単4形アルカリ乾電池×2本。SORACOMのユーザーコンソールにて販売しており、1台単位で購入できる。
そのほか、発売中の「SORACOM LTE-M Button for Enterprise」も、4月10日からSORACOMのユーザーコンソールにて、1台単位で買えるようになっている。
「SORACOM LTE-M Button」シリーズによって、開発者はデバイス・ネットワークを別々に準備する必要がなく、クラウド連携や用途に合わせたアクションのカスタマイズをただちに始められる。また。押すだけで使えるので、人や車の呼び出し、状況やエラーの通知といった用途に使え、現場のデジタル化に貢献する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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