米GitHubは、GitHubとの連携が可能なコードレビューツールを開発するPull Pandaを買収したことを、6月17日(現地時間)に発表した。この買収によって、GitHub上でのコードレビューのワークフローが、これまで以上に効率的かつ効果的になる。
Pull Pandaが提供する「Pull Reminders」「Pull Analytics」「Pull Assigner」を組み合わせて活用することで、数多くのチームが連携してコードの作業を進められるようになり、プロセスを向上させることができる。
「Pull Reminders」は、共同作業者からレビューを求められた際にSlackで通知する機能で、リマインダーが自動表示されるため、Pull Requestの見落としを防げる。
「Pull Analytics」は、待ち時間やおもなコントリビュータなど、プロセスの生産性をリアルタイムで分析可能で、データに基づいて改善を進めていくことで、作業に対する透明性や責任感を高められる。
「Pull Assigner」は、チーム全体にコードを自動配信する機能で、特定の人に過度な負担をかけることなく、情報をチーム全体で共有できる。
今回の買収にともない、「Pull Reminders」「Pull Analytics」「Pull Assigner」は「Pull Panda」というGitHub Marketplaceアプリケーションとして無料で提供可能になった。なお、将来的なGitHubとの統合も検討されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です