機械学習やデータ分析で注目される人気のPythonには、Webアプリの開発に適したフレームワークとしてDjangoがあります。メール送信やセキュリティ、管理サイトなど多くの機能が備わったこのDjangoの入門書として、12月13日(金)に『動かして学ぶ!Python Django開発入門』(翔泳社)が発売となりました。
『動かして学ぶ!Python Django開発入門』は、Python用のフルスタックなWebアプリ開発フレームワークであるDjangoについて、初めて学ぶ方に向けて解説した入門書です。
ファイル名変更など面倒な日常業務から、機械学習やデータ分析など高度な仕事までこなせるためPythonを利用している方は少なくないはず。DjangoはそんなPythonでWebアプリを開発できるフレームワークです。Webアプリに必要な多くの機能を標準で備えており、開発用の機能も充実しているので誰でも始めやすいのが特徴です。
本書ではWebアプリ開発の初心者に向けて、著者の大高隆さんが「設計作業は簡素にする」「既存ライブラリを積極的に活用する」といった心得を最初に紹介。Webアプリの仕組みから説明しているので、Djangoの構造と合わせて理解しやすくなっています。
実際にDjangoの機能を解説するにあたっては、まずは単一ページのアプリケーションを作ってみるところから始まります。問い合わせページに必須のフォーム機能(メール送信)や認証機能、会員用機能に必要なデータベースとの連携、さらにクラウドと連携してのデプロイとセキュリティまで、Webアプリに欠かせない機能をひととおり学ぶことができます。
Pythonの文法や画面デザインのテンプレート利用やアレンジが可能なBootstrap、またGitの基礎知識についてはダウンロード特典で補完。フルスタックなWebエンジニアになる第一歩を踏み出せる1冊となっています。
目次
Chapter1 Webアプリを開発する前に
Chapter2 Webアプリを開発するには
Chapter3 Djangoの概説
Chapter4 Webアプリ開発前の準備
Chapter5 単一ページのDjangoアプリケーションを作成する
Chapter6 バージョン管理システムを構築する
Chapter7 トップページを作り込む
Chapter8 問い合わせページのフォーム画面を作る
Chapter9 フォーム機能を作り上げる:メール送信
Chapter10 Djangoに認証機能を追加する
Chapter11 会員用機能を作る:データベースとの連携
Chapter12 Djangoとクラウドを連携して本番運用を行う
Chapter13 独自ドメイン化とセキュリティ対策
【ダウンロード特典】
Appendix A Pythonの基礎知識
Appendix B Bootstrapの基礎知識
Appendix C Gitの基礎知識
Appendix D DjangoとモダンJavaScriptとの連携
Appendix E Djangoとモバイルアプリとの連携
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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