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AWS、無料で生成AIについて学べる学習コンテンツ「AWS SimuLearn」を公式ブログで紹介

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 Amazon Web Servicesは、生成AIを無料で利用できる学習コンテンツ「AWS SimuLearn」について、公式ブログの7月7日付投稿にて紹介している。

 AWS SimuLearnは、生成AIを搭載した仮想顧客とのチャットを通じて、実践的なAWSスキルを身につけられる学習プラットフォーム。顧客の課題をヒアリングして、最適なソリューションを提案するプロセスを体験した後に、実際のAWSアカウントを使用したハンズオンラボで技術スキルを向上させられる。

 現在AWS SimuLearnでは、「クラウド、はじめの一歩」「クラウドコンピューティングの基本」「生成AIを使い始める」「AIスマートアシスタントを作成する」「Amazon Qでコードを構築し理解する」「Amazon Bedrockプレイグラウンドを探索する」「ガードレールによる安全な対話型AI」「エンタープライズナレッジアシスタントを作成する」「Amazon SageMakerでAIサービスを利用する」「ウェブページのコードを生成する」という課題が提供されており、これらの課題は学習プラン「AWS SimuLearn: Generative AI Practitioner(日本語)」へ登録することで、一覧性のあるページから学習の開始が可能になる。また、生成AI以外にも、無料でクラウドの基礎をハンズオンで学べる計12のコースも用意している。

 AWS SimuLearnを使用した学習では、学習開始時にまず「スクリプトモード」か「自由会話モード」のどちらかを選択する必要がある。「スクリプトモード」ではAIとの対話はなく、学習者はあらかじめ用意された会話のシナリオに沿って学習目標を確認して課題に進む。一方、「自由会話モード」では対話形式の画面を通じて生成AI搭載の仮想顧客とビジネス課題の解決に向けて、学習者自ら内容を考えて会話を行う。なお、「自由会話モード」は現在英語のみ対応となっており、「スクリプトモード」と「自由会話モード」のどちらを選んでも、会話後のハンズオンパートには影響しない。

 現在、「スクリプトモード」は日本語で確認でき、あらかじめ用意された会話のやり取りを確認することで、顧客のニーズとそれに対する回答を読み取って次のフェーズに進んでいく流れとなる。

 顧客との会話終了後は、「学習」「実践」「DIY」の3つに分かれたハンズオンパートへ進む。「学習」パートでは、「この課題の中ではどのようなソリューションが求められているか」「どのように構築するのか」を理解し、概要の動画での確認も可能となっている(動画は英語のみのサポートながら日本語での字幕表示に対応)。

 「実践」パートでは、「学習」パートで得た知識を実際のAWS環境で実践でき、ステップバイステップの詳細な解説とスクリーンショットが用意されており、AWS SimuLearn専用のAWSアカウントを使うため、料金発生や環境の削除忘れ、設定ミスなどの心配をすることなく、安心して学習に打ち込める。

 「DIY」パートは「学習」および「実践」パートで学んだ内容が身についているかを確認するためのもので、詳細な手順やスクリーンショットなしで、要件にそった環境の構築が可能かを検証する。

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