AtCoderは、2019年12月14日に実施した、プログラミングスキルを可視化する「アルゴリズム実技検定」の結果を、1月15日に発表した。
「アルゴリズム実技検定」は、「アルゴリズムをデザインし、コーディングする能力」を問う、実践を想定した日本初の検定。「知識型ではない」「受験者が得意なプログラミング言語を選べる」「アルゴリズムの実力を測る」のが特徴で、可視化が難しかったプログラミング能力を、「エントリー」(25~39点)、「初級」(40~59点)、「中級」(60~79点)、「上級」(80~89点)、「エキスパート」(90~100点)の5段階で評価する。
第1回の「アルゴリズム実技検定」は458名が受験し、そのうち同社のプログラミングコンテストに参加したことがない一般受験者が約3割(126名)を占めており、同検定に対する注目度の高さがうかがえる。
受験結果は、「初級」(33%、150名)がもっとも多く、全体の52%(240名)が「エントリー」「初級」ランクだった。また、14%(66名)が「エキスパート」ランクを獲得しており、うち38名が満点を獲得している。なお、ランク認定された受験者には「マイページ」にて認定証が発行される。
なお、第1回検定の問題は、「アルゴリズム実技検定」のWebサイトにて公開しており、1月下旬には解説動画も公開する。また、第2回検定は4月の実施を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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