アマゾン ウェブ サービス(AWS) ジャパンは、1月20日に行われた記者発表会において、同社の2020年の方針について発表した。
登壇したアマゾン ウェブ サービス ジャパン 代表取締役社長 長崎忠雄氏は、以下の3点について注力していくと説明した。
- スタートアップ・デベロッパー支援を強化
- 企業の変革と人材教育をサポート
- 日本全国のお客様支援を強化する継続的投資
1については、これまでも技術支援やAWS Loft Tokyo(無償のコワーキングスペース)の開設、ネットワーキングやラーニングの機会提供などを通して、あらゆるステージのスタートアップを支援してきた。
今後あらたな取り組みとして、グローバルビジネス支援プログラムの提供によって、スタートアップの海外展開の支援を推進していくと発表した。またAWS Loft専用のモバイルアプリを提供するなど、従来の取り組みの強化も進めていく予定。
デベロッパー支援の取り組みとして、デベロッパー向けのウェブマガジンを創刊し、それに関連した特典も検討中。また、学生対抗ロボコン「AWS Robot Delivery Challenge」を、6月に行われるAWS Summitにて、日本選手権という形で開催する予定だ。
2については経営者およびリーダー層へのクラウド勉強会の開催、AWS デジタルイノベーションプログラムの実施等を予定。開発者・技術者に向けては、トレーニングコースの拡充や、オンラインセミナーを今後も増やしていく。
また、学生に向けた支援として、AWS academyとAWS educateについても力を入れていく旨を示唆した。
3の継続的投資については、大阪オフィスをはじめ、名古屋、福岡の人員増加など、顧客の近くでのサポートを全国各地により拡大していくとした。
さらに、2021年初頭、大阪ローカルリージョンを拡大した大阪リージョンを開設する予定も発表した。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です