テクマトリックスは、米Parasoftが開発したC/C++対応テストツール「C++test 10.4.3」を、2月4日に発売した。
「C++test」は、静的解析(コーディング規約チェック/フロー解析)、単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー検出機能などを搭載する、C/C++対応オールインワンテストツール。
今回、発売された「C++test 10.4.3」では、次世代の車載ソフトウェアを担う「AUTOSAR C++14 Coding Guideline」への対応が大幅に強化され、同規約への準拠を主張するために遵守が必須となる「required」、静的解析ツールでサポート可能なことを示す「automated」の項目に完全対応した。
また、組み込み機器全般で対応が求められるセキュリティ対策強化のため、Common Weakness Enumeration(CWE)への対応を追加しており、2019年に更新された「CWE Top 25 2019」、および「CWE Weakness on the Cusp」の検証をサポートしている。
そのほか、Visual Studio 2019、GCC9.xなどのサポート、Dockerとの容易なインテグレーションといった、最新の開発環境/プラットフォームで利用するための対応が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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