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FINOSがLinux Foundation傘下に、金融サービス分野の開発を拡大

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 Linux Foundationと、金融サービスにおけるオープンソースソフトウェア、標準、ベストプラクティスの採用を加速させるFintech Open Source Foundation(以下、FINOS)は、FINOSがLinux Foundationの組織になることを4月9日(現地時間)に発表した。これに伴い、Linux FoundationはFINOSの運用資産を取得することに合意した。

 金融サービス業界では、早くからLinuxを採用しており、大規模・中小規模問わずフィンテック企業では、オープンソースを活用して、クラウドコンピューティングから分散型ネットワーク、ブロックチェーン、機械学習や人工知能に至るまで、新しい技術の革新に取り組んでいる。

 今回より、Linux Foundationは、FINOSを金融サービス業界におけるオープンソースおよび標準の、さらなる発展を促進するための統括プロジェクトとして位置づける。またFINOSは、オープンソース コントリビューションに関する、業界の主要なステークホルダーをまとめる役割をしており、グローバルなオープンソースコミュニティとLinux Foundationのサービスおよびリソースを通じて、今後は活動を拡大・加速させる。

FINOSについて

 FINOSは、開発者、金融・テクノロジー業界リーダーからなる多様なコミュニティで、オープンソースが金融サービスで普及することを実現するためのコントリビューションに取り組んでいる。同コミュニティでは、現在、30社以上のメンバー組織のほか、300人以上のコントリビューター、業界全体の参加者に価値を提供する多くのオープンソースプロジェクトが活動している。

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https://codezine.jp/article/detail/12183 2020/04/13 17:50

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