米Googleは、Google Cloud上でVMware環境を構築できるフルマネージドのサービス「Google Cloud VMware Engine」を、5月14日(現地時間)に発表した。
「Google Cloud VMware Engine」は、フルマネージドのVMware Cloud Foundationスタック(クラウド移行用のVMware vSphere、vCenter、vSAN、NSX-T、およびHCX)を、Google Cloudにて提供する。
Google Cloudコンソールから専用のVMware環境に直接接続することで、オンプレミスのワークロードを数分程度でGoogle Cloudへ移行または拡張できる。
完全に冗長化された、専用の100Gbpsネットワークを備えたGoogle Cloudの高性能かつスケーラブルなインフラ上に構築され、99.99%の可用性を提供する。また、フルマネージドなので、運用上の負担を最小限に抑えられる。
そのほか、BigQuery、Cloud Operations、Cloud Storage、Anthos、Cloud AIといったGoogle Cloudの各種サービスへのフルアクセスが可能となっている。
提供は、今四半期にノースバージニア(us-east4)およびロサンゼルス(us-west2)リージョンにて開始を予定しており、2020年後半にはロンドン、フランクフルト、東京、シドニー、モントリオール、サンパウロ、シンガポール、オランダの各リージョンでの提供を予定する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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