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VRで社会はどう変わる? GOROmanがVRの将来を語った『ミライをつくろう!』発売

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2020/06/24 07:00

 VRやバーチャルという言葉を聞く機会が増えています。これらの技術がスマホのように日常に溶け込むのも時間の問題かもしれませんが、VRエバンジェリストとして名を馳せるGOROmanさんは超えなければならない「キモいの谷=キモズム」があると言います。では、VRを真に普及させるにはどうしたらいいのか、またVR普及後の世界はどうなるのか。GOROmanさんがその展望を語った『ミライをつくろう!』が6月24日に(水)に翔泳社から発売となりました。

 オキュラス・ジャパン創設メンバーで日本のVR普及に大きな役割を果たしているGOROmanさんが、VRの未来像について語った『ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記』。

 GOROmanさんはVR機器を装着した見た目が受け入れられづらい理由だとし、それをキャズムになぞらえて超えなければならない「キモいの谷=キモズム」と命名。本書では、VRが「よくわからないから怖い」という状態から「モテそう」になったとき、キモズムを超えられるのではと指摘します。

 この考え方の原点には、幼少期から新しい技術やガジェットに興味を持ちながらも、周りから「気持ち悪い」と言われて寂しい思いをしたGOROmanさんの経験が横たわっています。GOROmanさんは本書の中で、自分の人生で触れてきたテクノロジーを振り返りながら、いかにVRを普及させていけばいいのか、普及後の世界はどうなるのかを考察しています。

 また、本書は『ミライのつくり方2020-2045』(2018年、星海社)に修正・追記を行った新版です。初版ではVRに関するいくつかの予言がなされましたが、2年後の現在、それらはどれくらい当たっていたのでしょうか。大幅追記となる「第6章 ミライの答え合わせ・2020年版」にて答え合わせが行われます。

 VRに関心を持ったばかりの方、そしてVRの本格的な普及を心待ちにしている方など、VRの未来を考えたい方におすすめしたい1冊です。

目次

改訂版のためのまえがき
はじめに
VR体験の手引き

第1章 こうして僕は「GOROman」になった
「バラす」ことからすべては始まった
ガジェット越しに生まれる父との対話
「プログラミング」を見つけた!
手を動かすのが好きな小学生
「モテたい」隠れパソコンマニア
パソコン通信がすべてを変えた
GORO-NET誕生
高校と絶望
インターネットへの渇望
大学に入っても「モテたい」
シェアウェア開発から「プロ」の世界へ
ソフトを使ってもらう「喜び」

第2章 日本にVRを!
ゲームプログラマーの道へ
なんで僕らはこんなに苦しいんだ!
すごい技術を人に伝える方法
オキュラス・リフトの衝撃
とにかくすごさを伝えなきゃ!
Mikulusが「ミク」であった訳
会社そっちのけでエヴァンジェリストに
オキュラスを「おま国」にしないために
パルマー・ラッキー来襲
え、フェイスブックに買収?!
「スーさんシステム」で動く独立部隊
「オキュラス・ジャパン」になったのに……
フェイスブックとオキュラス
昔のように、アナーキーに走り出す

第3章 すべてを支配する「キモズム」理論
キャズムとキモズム
パソコンを使う姿が「キモい」?!
モテそうになった時、キモズムは超えられる
不便を解消できた時にキモズムを超える
形だけの「カッコよさ」は逆効果
イノベーターの数は遺伝子で決まっている?!

第4章 VRで生活はこう変わる
2020年から始まるVR革命
「空間パラダイム」で生活激変
空間が変わると「エンタメ」も変わる
バーチャルYouTuberは未来の先駆け

第5章 VRは社会をこう変える
VRが生み出す新しいビジネス
人が「クリエイティブ」になるとはどういうことか
学びや人との関係はどう変わる?
VRで僕らは「国」から自由になる

第6章 ミライの答え合わせ・2020年版
オキュラス・クエストはなにをもたらすか
大手プラットフォーマーの動向と音のAR
ビデオ会議とVR 登壇、テレイグジスタンス
身体をあまり動かさないUI が主軸
VTuberは人間よりお金がかかる
便利さに慣れた人間は元に戻れない

おわりに VRのなくなる日……
改訂版のためのあとがき VRで広がる世界

ミライをつくろう!

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ミライをつくろう!
VRで紡ぐバーチャル創世記

著者:GOROman  編集:西田宗千佳
発売日:2020年6月24日(水)
価格:1,400円+税

本書について

VRを日本に普及させたエヴァンジェリストが、1980年代から現在までに起きた新しい技術の誕生や変化を自身の半生とともに伝えます。改訂にあたり、旧版で予測した未来が実現したのか、その答え合わせとVRの最新動向を加筆しました。

 



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著者プロフィール

  • 渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

     翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

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