Apache Wicketプロジェクトは、オープンソースのJava Webフレームワーク「Wicket 9」を、7月15日(現地時間)に発表した。
「Wicket 9」はJava 11上に構築されており、モジュール化やJUnit 5などのライブラリといった、Java機能を利用してWebサイトとWebアプリケーションを開発できる。
最新のOpenJDKのリリースとEarly Accessリリースの両方で、オープンソースプロジェクトをテストする「OpenJDK Quality Outreach」に参加しており、リリースサイクルの速いJavaにおいて、ライブラリを最新の状態に保つとともに、Java EE APIとアプリケーションコードの分離を促進することで、将来のJava Enterpriseバージョンへの移行を容易にした。
そのほか、コンテンツセキュリティポリシー(CSP)を完全にサポートしており、すべてのヘッダーコントリビューションにnonceを自動的に追加し、nonceをホワイトリストに登録することによって、複雑なCSPを必要とすることなく、リソースの柔軟なロードを可能にしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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