日本ディープラーニング協会(JDLA)は、7月4日に実施した「2020年 第2回 G検定」を過去最高の12552名が受験し、8656名が合格したことを、7月16日に発表した。G検定の合格者数は、累計で27377名となる。
JDLAでは、今回の受験者数の増加は、AI化の加速にともなう学習ニーズの高まりと、新型コロナウイルス感染症による自粛期間の学習機会への活用が大きく影響したと推測している。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう働き方や生活のオンライン化が加速するとともに、データの蓄積によるAI活用の加速を多くの個人・企業が予測したことで、学習ニーズが高まった。JDLAは、この状況を受けて今回のG検定の受験料を半額にする施策を行っており、受験者数の大幅な増加につながった。
G検定は、ディープラーニング技術に関する最新知識だけではなく、AIの歴史や機械学習の基礎、AI利活用時に不可欠な知識である法的リスクや倫理を取り巻く議論などを、幅広く学習する検定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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