SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

サーバーワークス、AWSアカウントのコストを削減するサービスを提供開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サーバーワークスは、AWS利用料を最適化することで、対象AWSアカウントのコスト削減を実現するサービス「コスト削減サービス」の提供を、9月4日に開始した。

 「コスト削減サービス」では、利用していないリソースの洗い出しおよび削除、利用中のリソースのスペック見直し、利用中のリソースの稼働時間見直し、常時稼働リソースの購入オプション利用の、4つの方法によってAWSのコスト削減を可能にしている。

 利用していないリソースの洗い出しおよび削除は、もっともコスト削減効果が高い方法で、起動しているが、実際は利用されていないEC2 Instanceの停止または削除、長期間停止しているEC2 InstanceをAMI取得後に削除、一定期間以上経過した過去のSnapshotとそれに紐づくAMIの削除など、利用されていないリソースを探し出して削除することによって、ムダなコストを削減できる。

 利用中のリソースのスペック見直しでは、起動中のEC2 InstanceのInstance Typeを現在よりも低いものに変更、AutoScalingの実行台数の削減、EBS VolumeのPIOPS(io1/io2)のオプションを利用せずgp2で稼働、EBS VolumeのDiskサイズ縮小といった方法を用いる。

 利用中のリソースの稼働時間見直しでは、Cloud Automatorの機能によって、EC2 InstanceやRDS db.instanceを夜間&土日祝に停止、EC2 Instanceを夜間は低スペックに、日中帯は高スペックに変更などの方法でコストを削減する。

 常時稼働リソースの購入オプション利用は、コスト削減の効果が他の方法と比較すると低く、いったん購入オプションを利用すると1年または3年の利用が必要だが、長期間常時稼働のリソースでは一定の効果が期待できる。具体的には、EC2: Savings PlanまたはReserved Instance、RDS: Reserved db.instance、Redshift: Reserved Nodeなどの購入が挙げられる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/12841 2020/09/10 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング