ヌーラボは、同社が提供するプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」のブラウザ版・モバイル版(iOS/Android)に、コメントの本文中で特定の相手を指名して通知できる「メンション機能」を追加したことを、9月8日に発表した。これより全てのプラン、全てのユーザーが利用可能となる。
「メンション機能」は、Backlogの課題の本文やコメントを記載するテキスト入力欄に、直接「@~」とチームメンバーのIDを打ち込むことで、テキスト本文中で相手を指名して通知できる機能。ブラウザ版だけでなく、モバイル版(iOS/Android)の両バージョンでも対応している。
本機能の追加により、文章を入力しながら自然な流れで通知したい相手を指定できるため、「この文章は誰に読んでもらいたいのか」が理解しやすい文章の作成が可能となる。通知する相手の指定には、これまでどおり事前に設定した「チーム」の指定や「この課題の参加者」をまとめて指定できる。
また、ユーザーにとって使いやすい「Backlog」を維持するために、既存の通知のインターフェースは廃止となる。さらに、「Backlog」以外で同社が提供する「Cacoo」「Typetalk」の3つのサービスのメンション機能の形式が統一される。今後はGit機能のプルリクエストの詳細やコメント欄にも、同様のメンション機能が追加される予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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