米Googleは、AI Platform Predictionの一般提供を開始したことを、9月26日(現地時間)に発表した。
AI Platform Predictionは、Google Kubernetes Engine(GKE)のバックエンドに基づいて提供され、信頼性の向上、Compute EngineマシンタイプとNVIDIAアクセラレータによる柔軟性の向上、オーバーヘッドレイテンシの削減、テールレイテンシの改善を目的に設計されている。
今回、開始された一般提供では、ベータ提供期間中に利用可能だった自動スケーリング、アクセスログ、要求/応答ログといった標準機能に加えて、堅牢性・柔軟性・使いやすさを向上する、いくつかの変更が加えられた。
AI Platform Predictionでは、XGBoostとscikitを使用してトレーニングされたモデルを、数クリックで簡単にデプロイ可能なほか、CloudConsoleおよびStackdriverMetricsからの、GCEのマシンタイプにデプロイされたモデルのリソースメトリクス表示に対応している。
さらに、us-central1、europe-west4、およびasia-east1の3リージョンに新たなエンドポイントを導入することで、信頼性を向上するための地域の分離を改善するとともに、セキュリティ境界を定義し、境界内または別のブリッジ境界内のリソースとサービスにのみアクセスできるオンライン予測モデルのデプロイが可能になった(ベータ版)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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