米Microsoftは、信頼性の高いエンドツーエンドのテストを作成できるPlaywrightをPythonで利用できる、「Playwright for Python」のプレビュー提供を、9月30日(現地時間)に開始した。
Playwright APIを使用することで、すべての最新Webブラウザによるエンドツーエンドのテスト作成が可能で、既存のテストツールよりも高速で信頼性が高く、優れた機能の自動化を提供する。
UIの準備が整うまで自動的に待機するため、テスト実行の信頼性が高まり、作成が容易になる。内部的には、DOMの変更、ネットワークリクエスト、ページナビゲーションといった正確なブラウザイベントをリッスンできる、イベント駆動型アーキテクチャを使用している。
モバイルビューポートのエミュレーション、ジオロケーション、Web権限など、新しいWeb機能の自動化に対応するほか、ネットワークアクティビティを傍受して変更し、複数のページにわたるシナリオの自動化を可能にする。
Chromium、WebKit、Mozilla Firefoxなど、最新ブラウザすべてのエンジン向けテストの自動作成に対応しており、WebKitはすべてのプラットフォームでサポートされているので、WindowsやLinux環境でも、Safariによるレンダリングをテストできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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