BlueMemeとケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズは、ローコード開発方法論「AgileDX(アジャイル・デジタルトランスフォーメーション)」の共同開発を開始したことを、10月1日に発表した。
「AgileDX」は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にともなう、大規模なシステム開発プロジェクトの上流工程を改善するローコード開発方法論で、動的要件と静的要件の分離、要件定義のパイプライン化、テクノロジーアーキテクチャの最適化といった手法を体系化することで、大規模なローコード開発に対応できるように開発プロセスを改善する。
2020年中に方法論を策定するとともに、パイロットプロジェクトによるフィージビリティスタディを経て、2021年1月の公開を目指している。
上流工程の工数の確保によってリファクタリング工数を削減するウォーターフォール手法や、リファクタリング工数を確保することで上流工程の工数を削減するアジャイル手法とは異なり、「AgileDX」では上流工程とリファクタリングがもっとも少なくなるプロセスを目標としており、従来型の開発プロセスを大規模なローコード開発向けに改善することで、レジリエントな企業経営の実現を支援する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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