米Googleは、Androidアプリ開発のための統合開発環境「Android Studio 4.1」の安定版を、10月12日(現地時間)にリリースした。
今回のリリースの主なテーマは、Android Jetpackライブラリを使用しながら生産性を高めることであり、ユーザーからのフィードバックに基づいて、人気のあるAndroidライブラリの統合による、コード編集機能にも多くの改善を加えている。
おもな新機能としては、Android Studioテンプレートにおいて、新規プロジェクト作成時のダイアログにマテリアルデザインコンポーネントを使用し、推奨されるマテリアルスタイリングパターンの使用を容易にするとともに、ダークテーマなど最新のUI機能をサポートした。
ほかにも、新たなデータベースインスペクタによって、アプリのデータベースを簡単に検査、クエリ、変更できるようにしたほか、Androidエミュレータの実行、Dagger関連コード間の簡単な移動、TensorFlow Liteモデルのサポート、折りたたみ式ヒンジを備えたデバイスのエミュレート、AAR依存関係にプレハブパッケージをインポートする機能の追加など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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