オープンソースのJavaScriptモジュールバンドラー「webpack 5.0.0」が、10月10日(現地時間)にリリースされた。
「webpack 5.0.0」は、重大な変更を終えたリリースとして位置づけられており、現時点では問題点が残されているため、今後はバグ修正が行われる。
最新版では、「webpack 4」で非推奨になったコードや構文、自動Node.jsポリフィルなど、すべてのアイテムが削除された。
おもな変更点としては、長期キャッシュ用に新たなアルゴリズムが追加され、実稼働モードではデフォルトで有効になっているほか、名前付きチャンクIDが開発モードで利用できるようになっている。また、複数のwebpackビルドを連携可能な「モジュールフェデレーション」機能が追加された。
ほかにも、厳密なECMAScriptモジュールからインポートする際に、JSONモジュールに名前付きエクスポートがなくなり、アセットモジュールやリクエスト内のプロトコル処理、非同期モジュールなどがサポートされるなど、数多くの機能追加・変更が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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