米Googleは、PostgreSQL、MySQL、SQL Serverに対応したフルマネージドのデータベースサービスCloud SQLが、「PostgreSQL 13」に対応したことを、11月6日(現地時間)に発表した。
「PostgreSQL 13」では、パーティション境界が完全に一致しない場合のパーティションテーブル間の結合を含む、パーティションプルーニングおよび直接結合の新しいケースが導入されるとともに、パーティションテーブルでのBEFOREトリガーがサポートされている。
ほかにも、増分フィールドのみを並べ替える増分ソートの導入や、ハッシュ集約やBツリーインデックスの効率化、バキュームにおけるパフォーマンスの向上と自動化の強化などの機能改善が行われた。
なおCloud SQLでは、PostgreSQLとCloud Identity and Access Management(Cloud IAM)の統合によって、Cloud IAM資格情報を使用してユーザー管理と認証プロセスが簡素化されたほか、監査ログの有効化によって、ログに記録されるステートメントの柔軟な制御が可能になっている。また、Cloud SQL上で「PostgreSQL 13」を使用する場合は、ポイントインタイムリカバリがデフォルトで有効になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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