米Microsoftは、プログラミング言語F#の最新版となる「F# 5」の一般提供を、11月10日(現地時間)に開始した。
「F# 5」は、インタラクティブプログラミング、より便利で楽しい分析指向プログラミング、.NETにおける関数型プログラミングの基礎とパフォーマンスを実現している。
新機能としては、F#スクリプトにおいてパッケージ参照をサポートしたほか、Jupyter Notebooks、nteract、VSCode Notebooksの完全サポート、文字列補間の追加、nameofのサポート、オープンタイプ宣言の追加、スライスの強化、組み込みデータ型における一貫した動作の実現など、さまざまな機能追加および改善が行われた。
そのほか、次期バージョンでは.NET RangeとIndexの相互運用を考慮したリバースインデックスの終了、カスタム計算式におけるオーバーロードの終了、DiffSharpなどの取り組みをより適切にサポートするためのF#型システムの機能強化などが検討されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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