米Red Hatは、AWSにおけるサービスである「Red Hat OpenShift Service on AWS」のプレビュー提供を、11月16日(現地時間)に発表した。
Red Hat OpenShift Service on AWSは、ユーザーがAWSコンソールから直接OpenShiftを起動して実行できる、完全に統合されたソリューションを提供する。
コンソールを介して、オンデマンドでのアクセスが可能で、AWS上のさまざまなサービスにRed Hat OpenShiftから直接アクセスできる。Red Hat OpenShiftの実行環境がオンプレミスであってもAWS上であっても、一貫したオペレータと開発者エクスペリエンスを提供し、開発ツール、ビルドパイプライン、コアサービスを変更することなく、ワークロードのAWSへの簡単な移行を可能にしている。
サポートは、Amazon Web ServicesとRed Hatが担当し、Amazon Web Servicesから請求が行われるネイティブAWSサービスであり、時間単位、従量制、または年単位の価格設定で利用できる。
インストール、監視、管理、メンテナンス、アップグレードは、コントロールプレーン、ワーカーノード、主要サービスを含むスタック全体をカバーするRed Hatのエンジニア(SRE)によって実行されるフルマネージドプラットフォームとなっている。
今後は、Amazon Web Servicesと協力して、2021年後半にはRed Hat OpenShiftクラスタの作成、管理、認証を合理化し、簡単に行えるようにする。さらに、IAMパーミッションエクスペリエンス改善の機会を模索していく。
なお、一般提供の開始は今後数か月を見込んでいる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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