米Googleは、Google CloudのFaaSの1つである、サーバやランタイム環境を管理することなく、イベントに応答する単一目的のスタンドアロン関数を作成するための軽量のコンピューティングプラットフォームCloud Functionsにおける、Rubyのサポートを1月13日(現地時間)に発表した。
Ruby用のFunctions Frameworkを使用することで、Ruby関数を使用してビジネスクリティカルなアプリケーションとの統合レイヤを構築できるようになる。
プライベートVPCネットワーク内のリソースへのアクセス機能を備えた、フルマネージドの「Ruby 2.6」または「Ruby 2.7」環境に関数をデプロイ可能で、Ruby関数は負荷に基づいて自動でスケーリングし、HTTPイベントに応答するHTTP関数と、Pub/Sub、Cloud Storage、Firestoreなど、さまざまなクラウドおよびGoogle Cloudサービスから提供されたイベントを処理するCloudEvent関数を記述できる。
さらに、Functions Frameworkによって関数をローカルで開発・テスト・実行後、Cloud Functionsまたは他のRuby環境へのデプロイも可能になっている。
なお現在、Google Cloud FunctionsのRubyサポートはプレビュー段階となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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