米Microsoftは、統合開発環境の最新プレビュー版「Visual Studio 2019 v16.9 Preview 3」の提供を、1月20日(現地時間)に開始した。
「Visual Studio 2019 v16.9 Preview 3」では、C++においてOPenMPランタイムのLLVMバージョンをターゲットにできるようになったほか、Visual Studio CMakeプロジェクトがリモートWindows開発をファーストクラスでサポートするようになっている。また、Ninjaをv1.10に、CMakeをv3.19にアップグレードするとともに、Standard Template Library(STL)実装のロックとガードのタイプの多くをnodiscardとしてマークした。
ほかにも、IntelliSenseにおいてインポートされたモジュールとヘッダーユニットを提供する際の安定性と機能の多くを改善するとともに、vcasan.libによるASan例外の完全なコレクション処理のサポート、テストエクスプローラでのオーディオキューの使用、Windowsハイコントラストモードを使用するかどうかを制御できるチェックボックスの追加、.NETにおけるプリプロセッサシンボルの完成、XAML用のMVVMツールの拡張などが行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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