Flatt Securityは、Webエンジニアのセキュアコーディング習得を支援するSaaS型eラーニングサービス「Flatt Security Learning Platform」において、脆弱性が埋め込まれたソースコードを修正する「堅牢化演習」の対応言語として、1月28日にJavaを追加した。
「Flatt Security Learning Platform」は、攻撃者が用いる手法を体験する「ハッキング演習」や、脆弱なソースコードを修正する「堅牢化演習」を通じて、より実践的なトレーニングを一元的に受講できるセキュリティ学習プラットフォーム。
従来、「堅牢化演習」ではPythonのソースコードを用いた学習コンテンツのみを提供していたが、馴染みのないプログラミング言語では言語の学習に労力を要する可能性があることから、複数の言語をサポートする機能を新たに開発し、その第1弾として今回の対応言語へのJavaの追加が行われた。
この変更にともない、修正済ソースコードの提出・テストの実行・実行結果の確認を、プログラミング言語を指定して行えるようになったほか、学習コンテンツ中に含まれるサンプルコードについても、複数のプログラミング言語を切り替えられる。なお、2月中にはGo言語への対応も予定している。
そのほか、4月にローンチ予定の正式版では、社内全体での研修や新卒研修といった大規模なセキュアコーディング研修にも活用できるよう、管理画面を大幅にアップデートする。さらに、複数のユーザーを部署ごとなどの単位でまとめて管理する「グループ管理機能」「受講完了予定日の通知機能」や、ビジュアライズされたデータを元に受講状況を確認可能な「進捗管理機能」の追加なども予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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